【期待調整済みフィリップス曲線】を新幹線の中から解説!
- 2021.03.16
- 経済学

おはようございます。トモルです。
このブログでは、『オールラウンダー』を目指す理系でトライアスリートの私が
クレアールの中小企業診断士試験講座での勉強の中で作成したデジタルノートを公開し、
解説をしています。※独自の理解も含んでいるので、100%正しいことをお約束できないです。
日々、ちょっとした通勤時間でも理解できるボリュームで分かりやすい解説をアップするので
ホントに暇な時に見に来てくださると嬉しいです。
前回の記事も沢山の方にご覧いただき、ありがとうございます!
今回は初めてIPad で記事を書いています。意外にタッチパネルでのタイピングも調子が良くて、これから出張先でもブログ作成出来そうです。
ただ、デジタルノートは新幹線では揺れてしまって書くのは難しいですね。
本日は「期待調整済フィリップス曲線」について解説します。
(関連記事:【フィリップス曲線】~HAPPY WHITE DAY~)
ノートは前回の続きです。
まず前回解説したフィリップス曲線では、名目賃金の上昇率を縦軸としていました。名目賃金は上昇することで、物価水準が上昇するため「インフレ率ΔP/P」に置き換えることが出来ます。
※生産性の向上も見込め、全てがインフレ率の上昇に寄与する訳ではないために、完全に一致するのではなく、若干下方シフトした曲線になります。
これを「物価版フィリップス曲線」と言います。
ノート内の下側グラフの曲線は「物価版フィリップス曲線」を表しています。
このグラフ上でa点(インフレ率=0)の状態だとします。
このa点の状態から、政府支出によりインフレ率を上昇させ失業率を低下させようとします。
政府支出の効果により、インフレ率が仮にb点まで上昇したとします。
初期の段階で物価水準が上昇したのにも関わらず、名目賃金が不変のままだと、企業は実質的な賃金が低いので労働者を多く雇用し、失業率が低下します。(a→b)
その後、名目賃金が後から追いついて上昇すると、実質賃金が政府支出前の状態に戻ってしまいます。そのため、企業は一度増やした雇用を減少させます。これによって、失業率は政府支出前の水準に戻ってしまいます。 (b→c)
結果的にには、インフレ率が上昇し、失業率が上昇する「スタグフレーション」が発生していることになります。
インフレ率は増減するが、失業率が変化しないグラフ上の赤い垂直線を「期待調整済みフィリップス曲線」と言います。
本日は、僕から以上!
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